洗濯物の部屋干し救世主!超便利な室内物干しでスマートな日常を手に入れる!

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皆様こんにちは。
今日は洗濯物の部屋干しについての話題です。

雨に限らず、さまざまな事情で外に洗濯物を干せないことがありますが、そんな時皆さんはどうしていますか?

目次

  1. はじめに
  2. 天井設置(固定)タイプの室内物干し
  3. 賃貸でもOK!部屋干しの救世主現る!
  4. 室内物干し「どこでもポール」ぐっとくるポイントの検証
  5. その他のいいところ
  6. 終わりに

1.はじめに

毎日溜まる洗濯物。すかっと晴れた日にベランダいっぱい干せたら、どんなに幸せでしょう。

しかし現実には、「ベランダ」があっても外干しできない場合が多いものです。

雨はもちろんのこと、そもそも日当たりゼロだったり、向かいの家に近すぎて気まずかったり、排気ガスがひどかったり、近所が工事中だったり、なぜか鳩がやってきたり。

たとえそうした事情がなくても、朝から晩まで家を空けている場合、室外干しは厳しいでしょう。

天気予報が外れて突然雨が降ることもありますし、一日中外に干していては「留守です」と宣言しているようなもので、防犯上も好ましくありません。

我が家も例に漏れずなのですが、現在の住居には、乾燥機能付きの洗濯機もなければ浴室乾燥機も付いていないので、普通の部屋干しとなります。

個人的には、もし乾燥機があったとしても、電気代を心配しすぎて日常的には使えなそうです(涙)

浴室乾燥機だと、普通の乾燥機よりかなり時間がかかるにも関わらず、狭い浴室内なので干せる洗濯物の量が限られる(以前の我が家)など、こちらも毎回使うことは考えられません。

(※)浴室乾燥機は通常天井についていて、暖房の”超強力”モードのようなもので洗濯物を乾かしていきます。天井から風が吹いてくるので、洗濯物の上のほうは乾きやすいですが、風が当たらない下のほうは乾きが悪いです。さらに、狭いからといって洗濯物をぎゅーぎゅーに干してしまうと、風の入る隙間がなくなり何時間やっても上のほうしか乾かないといったこともあります。

そこで我が家にも室内干し設備を導入することになったのですが、賃貸な上に部屋が狭いため一般的な物干しの設置が難しい環境でした。

そんな時にリサーチを重ねて見つけた便利な室内物干しがあります。

この室内物干しは、設置スペースが小さく、物干し自体もスマートかつ簡単に収納できるので、狭い部屋でも快適に使えます。

また、賃貸マンションの必須条件である「床・壁・天井を傷つけない」ことも見事にクリアしています。

設置にネジや特別な道具は一切不要です。

洗濯物を干すのにも便利な機能がたくさんあり、さまざまな点でワンランク上の快適さが味わえるのでとてもおすすめですよ。

私がとても気に入って使っているものなので、当記事では、実際に使用した上でのメリット・デメリットを様々な点からお伝えできるように努めました!

世の中にはさまざまな部屋干しグッズ・製品があり、それぞれの住宅事情により使える/使えないが決まります。

部屋干しにお悩みの方は、その比較・検討材料としてご一読いただければと思います。

2.天井設置(固定)タイプの室内物干し

メインに突入する前に・・・実は以前のマンションにあった部屋干し設備もなかなか便利なものでした。

こちらのほうがご自宅の事情に合う場合もあるかもしれませんし、検討材料はたくさんあったほうがよいと思うので、こちらを先にちょっとだけご紹介しますね。

この物干しグッズ、マンションの設備としては天井から輪のついた棒が2本ぶら下がっているだけなのですが、そこに物干し竿を通して洗濯物が干すようになっていました。

↓こんな感じです。ホームセンターなどでも売っています。

川口技研 物干し ホスクリーン SPC 2本入
(※)上記の画像をクリックするとアマゾンに飛ぶのでご注意ください。

これだと洗濯物を干しても、その下の床スペースが無駄になりません
狭い部屋には特にありがたい設備でした。

天井に取り付ける必要があるので賃貸の方は難しいですが、持ち家の方などには便利かもしれません。

ちなみに狭い部屋といえば、設置場所がエアコンの近く(にならざるをえない間取り)だったこともあり、この物干しに洗濯物を干しておくと、ちょうどよくエアコンの風が当たって、夏や冬は洗濯物の乾きが抜群によかったです。

(※)タオルなどの丈夫で少しシワがよっても大丈夫なものは、洗濯機で脱水を長めにするか、「簡易乾燥機能」を使って水分を飛ばせば、乾くまでの時間がかなり短縮できるのでおすすめです!

最初のうちは、天井から落ちてこないかと心配したのですが、5年以上使っていてそういったことは一度もありませんでした。

吊り下げ棒自体はゆらゆらするように出来ているのですが、洗濯物用のロープなどと比べると安定性は抜群です。

ひとり暮らし一週間分の洗濯物を目いっぱい干していましたが、多少ぎしぎし言っても落ちてくることはありませんでした。
これを5年以上続けたわけですが、天井にも物干し設備にも異常は発生せずです。
もしかすると単にマンションの天井が丈夫だったからかもしれませんが、分譲よりもいろいろな面でチャチな作りの賃貸マンションだったことを考えると、あそこで大丈夫なら他でも大丈夫だろうと思われます。

ちなみに、マンションの注意書きには10kgか15kg(どちらか忘れましたが、物干し竿や洗濯物を合わせて確実に15キロ以上干していました)までと書いてあったと思うのですが、あまり気にせず2mくらいの竿の幅いっぱいに干していました。

吊り下げ棒の台座は天井に固定されていて、棒自体はその台座にネジのようにくるくる回して取り付けるだけなので、不要な時は簡単に取り外せます。

私の場合は一年中洗濯物を干していたので、吊り下げ棒を外すことはありませんでしたが。

洗濯物が乾いた後も物干し竿に干したまま順番に使っていき、それがなくなる頃にまた土日が来る・・・。

忘れたい過去です。

さて、次は本命のご紹介に参りたいと思います。

3.賃貸でもOK!部屋干しの救世主現る!

上に書いたとおり、以前は備え付けの部屋干し設備を使っていたのですが、外干しが前提である現在の住居(賃貸)には何もありません。

仕方ないので洗濯物の部屋干しという必須課題を解決するべく、一からリサーチに励む日々・・・。

賃貸のためネジを使って部屋を傷つけるようなものは使えませんし、狭小住宅なので部屋の大半を占拠するような大きな室内物干しも置けません。

あちらを立てればこちらが立たず、帯に短し襷に長し。。。

妥協することも考えましたが、せっかくの新居ということもあり、粘りに粘ってリサーチを続けたのでした。

そしてついにこれぞ!というものに出会ったのです。

こんなのを待っていた!超便利な物干し竿「どこでもポール」

見つけたのは、室内に設置する物干し竿ですが、これがすごかった!

「どこでもポール」~見た目と各種タイプ

見た目はこんな感じです。

我が家のどこでもポールの画像
我が家のどこでもポール(微妙な角度ですいません)

「どこでもポール」には数タイプあって、我が家では竿が2本のタイプ(RP-3)を購入しました。

ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ RP-3
(※)上記の画像をクリックするとアマゾンに飛ぶのでご注意ください。

(注)上の写真ではゴールドな色味に見えますが、我が家の「どこでもポール」はシルバー色ですのでご注意ください。

他には、布団干し用の竿がついたものや、フェイスタオルなどを干すためのパラソルがついたもの、竿が1本のもの、小さい窓用のものなどがあります。

↓布団が干せるもの

ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ 布団干し付 RP-19
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↓パラソル(フェイスタオルなどを干すところ)付き

ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ パラソル付 RP-5
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↓ベランダなどに面した掃き出し窓ではなく、普通の小さな窓用もの

ツウィンモール 洗濯 物干し 窓枠突っ張りポール RP-9
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↓ちなみに窓全体を使ってもいい場合はこういうのもあるようです。(当記事では触れません)。

ツウィンモール 洗濯 物干し 壁際突っ張りポール 280cm竿2本付 RP-7A-2
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「どこでもポール」~ぐっとくる7つのポイント+α!

さて我が家では、数々のリサーチと熟慮の末、「どこでもポール」の購入に至ったわけですが、いったい「どこでもポール」のどこがそんなによいのでしょうか?

ここでは実際に数ヶ月間使用してみて、現時点で私が思う「どこでもポール」の”惚れドコロ”を挙げてみたいと思います。

我が家のような賃貸かつ狭小な住宅に最適な要素が盛りだくさんですよ。

ではこれから各ポイントを検証していきましょう!

4.超便利な室内物干し「どこでもポール」ぐっとくるポイントの検証

第1のポイント:道具不要&女性一人でも設置できる!

どこでもポールは、完成品の状態で届くので、組み立てる必要はありません。

設置時にもドライバー等の道具は不要です。

本体は重くないので、ひょいっと持ち運べます。
説明書に本体重量の表示がないのですが、数kgといったところではないでしょうか。

設置に入る時は、まず設置したい場所の天井と床を確認し、床と天井に垂直に真っ直ぐポールを立てます。

その後は、ポールを掴んで力の限り天井に押し上げるだけです。

取扱説明書に設置方法が記載されているの画像
取扱説明書に設置方法が記載されている

ポールの上端は天井と接する白くて平らな部分になっており、そのすぐ下の棒部分は青く塗られています。

設置時にポールをぐいぐい押し上げていくと、棒の青い部分が隠れていき、青い部分が見えなくなったら設置完了です。

下の写真は我が家の「どこでもポール」天井部分です。

ポール最上部:白いゴム部分と白いプラスチック部分の間にかすかに青い色が見えるような・・・画像
ポール最上部:白いゴム部分と白いプラスチック部分の間にかすかに青い色が見えるような・・・

よーく見てみると、青い部分がかすかに見えるような気がしますが・・・。
きっと「誤差の範囲」というやつでしょう!

我が家では、ひ弱かつ組み立て家具が異常に苦手な私自らが設置に挑戦しました。

ポールを垂直に保ちながら押し上げるのがちょっと難しいと感じましたが、3、4回の挑戦でなんとかなったので、ほとんどの方は問題なく設置できると思います。

ポールを上に押し上げる時にはある程度の力が必要です。
というか、私は全力を出しました。

我が家では2m程度の窓枠に設置したので、通常の床から天井までと比べて高さがありません。
そのため設置時に踏み台などを使うことなく、私一人で比較的容易に行えました。

もし部屋の床から天井までの高さで設置したい場合は、女性だと台や脚立などを使って踏ん張る必要があると思います。

結論として、「どこでもポール」の設置は、組み立て不要設置道具不要高すぎない天井(*)なら女性一人でもなんとかなる!

(*)あまりに天井が高く無理そうだと感じた場合は、台から落ちたりすると危険なので、誰かに依頼してくださいね。

第2のポイント:設置スペースが極小!

次は、狭小住宅での必須チェックポイント、設置スペースです。

「どこでもポール」の場合は、設置したい場所の上下つまり床と天井に直径5センチのスペースがあればOKです。

えっ?たったの5センチですか!?

私も最初は目を疑ったのですが、事実でした。

というのも、ポールの両端、つまり床や天井との設置面が直径5センチしかないんです。

床スペースを直径5センチしか使用しないので、狭い部屋でもほとんどの場合は設置可能でしょう。

実際には、竿を伸ばす方向や位置に問題ない場所を探して設置しますが、床の消費スペースが小さいことで、かなり自由に設置場所が選べます

ちなみに我が家は、この利点を活かして、「どこでもポール」をベランダの窓枠中央部分に設置しております。

直径5センチの設地面。8センチちょっとの窓枠に完全に収まっているの画像
直径5センチの設地面。8センチちょっとの窓枠に完全に収まっている

ベランダの窓枠に設置するといいことがあるのですが、それについては最後のほうで書きたいと思います。

第3のポイント:設置時に壁や床、天井を傷つけない!

「どこでもポール」の端っこ、つまり床や天井への設置面は平らなゴムなので、床や天井に穴を開けたり傷つけたりすることがありません。

賃貸住宅の方でも安心して設置できます。

持ち家の方でも、簡単に設置場所を変えることができるのは、うれしいですよね。

設置面はゴムなので床や天井を傷つけないの画像
設置面はゴムなので床や天井を傷つけない

賃貸の場合、どんなに魅力的なグッズでも、マンションの壁や床、天井を傷つけてしまうものは使えません。

「どこでもポール」は、そんな日本の住宅事情を汲んで作られた賃貸に優しい製品なのです。

第4のポイント:洗濯物を部屋の高い位置に干せる!

「どこでもポール」の竿は高い位置に設置されているので、長さのある衣類なども余裕で干せます。

下の床スペースに何か置いてあっても気にせず干せるので、とても便利ですよ。

もし下のほうにスペースがある場合は、竿に長めのフックを掛けて、2段干しが可能です。

長フックに洗濯バサミタイプのハンガーを吊り下げるなどして2段干しすれば、より多くの洗濯物が干せて便利ですよ~。

(※)長フックはホームセンターや100均で売っています。
長めのフックで2段干しが可能の画像
長めのフックで2段干しが可能

上の画像では、上段のジャケットが長めで下段にかかってしまっていますが、もう一個適当な長さのフックを連結するか、もうちょっと長いフックも売っているので、いろいろ工夫できますよ。

第5のポイント:物干し竿の高さ・角度・方向を調整できる!

竿の高さの調整

まず竿の高さですが、上の第4ポイントで書いたように、最初からポール全体の上部に設置されています。

下の画像で矢印が指している部品がありますが、ここから天井付近までの間、自由に竿を移動できます。(逆を言うと、これより下には竿を設置できません。)

竿は、矢印が指す部品の位置から天井付近まで自由に動かせるの画像
竿は、矢印が指す部品の位置から天井付近まで自由に動かせる
一番上まで竿を移動したところの画像
一番上まで竿を移動したところ

竿の高さを上げる時は、まず竿の付け根付近を手で持って、お好みの高さまで移動させます。

その後、竿の下についている白い止め具を竿の位置まで移動させると、竿が固定されます。

竿だけを上に移動させている。下部の白い輪のような部品で竿が固定される。の画像
竿だけを上に移動させている。下部の白い輪のような部品で竿が固定される。

やってみると分かりますが、竿がとても軽くて拍子抜けするくらい簡単です。

片方の手で竿を持ち上げ、もう片方で白い固定部を移動させられます。

あまりに簡単に移動できるので、こんなプラスチックの止め具で竿を支えられるのかと不安になるほどですが、全く問題なく、たくさんの洗濯物をぶらさげた竿を固定できます。

竿の垂直方向の角度調整

次に、竿の角度です。

竿の角度を変えたい時は、竿の根元の丸い部分についているレバーを押しながら、竿をカチカチと動かしていきます。
洗濯物を干したままだとその分だけ重いですが、竿だけなら動かすのに何の力も要りません。
ただ、カチカチと音がするので、夜中など気になる方は気をつけてください。

竿の付け根に角度を調節するためのレバーがあるの画像
竿の付け根に角度を調節するためのレバーがある

調整できる角度については、こちらの図をご覧ください。

竿の角度調整~その1の画像
竿の角度調整~その1

続きです。

竿の角度調整~その2の画像
竿の角度調整~その2の画像

いったい何段階あるんだ(笑)というくらい自由に竿の角度を調整できます。

ただし、床と完全に平行(つまり支柱に対して90度)なところでは固定できないようです。

90度前後の微妙な位置で2段階固定できるところがあります。

これが何故なのか我が家のポールだけなのか分かりませんが、洗濯物を干すにあたって今のところ全く問題はありません。

もしかして我が家の窓枠が歪んでいることが原因だったりしたら一大事ですが・・・気にしないことにします。

さて、上記の画像ですが、実は逆再生になっていて、本当は一番下に竿を降ろした状態から一段ずつ上げて撮影しました。

竿の角度を上げていくと最後は天井にぶつかってしまったので止めましたが、実際にはもっと上まで行けそうな手ごたえを感じました。

ただ、そこまで角度を上げると洗濯物は干しにくく、というか干せなくなりますね。当然ですが。

洗濯物じゃなくて、旗やら鯉のぼりやらを飾れそうな勢いです。

ま、とにかく角度調整も自由自在です。

竿の水平方向の移動

説明書にもありますが、竿の水平(横)方向の可動域は驚きの360度です。

我が家は設置場所の関係上、ベランダの窓がすぐ後ろにあるため、180度までしか開くことはありませんが、後ろに余裕のあるところに設置した場合は360度くるくる回し放題です。

回す時に音は鳴りません。

この可動域の広さ可動時のスムーズさは本当に便利です。

我が家の場合、「どこでもポール」に洗濯物を干した後に窓やカーテンを開け閉めしたくなった場合、竿をさっとよけて窓際に行けるので快適です。

ちなみに、水平方向の調整では、竿を固定することはできません

これは竿が始終くるくる回っているという意味ではなく、水平方向のストッパーがないとだけです。
動かそうと思えばスムーズに動きますが、触らなければ止まっています。

それと当然ですが、洗濯物を干した状態だと、竿のみと比べて回す時に重くなります。

家族の通り道などぶつかりやすいところには、「どこでもポール」を設置しないほうがよいかもしれませんね。
ちょっと洗濯物を避けて通らなくてはいけないときなどに、動かしやすいというのは利点でもあるのですが、誰かが動かした後、元に戻してくれない場合が多いかと思いますので。

第6のポイント:使わない時は簡単&スマートに収納できる!

すでに「第5のポイント:物干し竿の高さ・角度・方向を調整できる!」にてご覧にいれましたが、竿は真っ直ぐ下ろしてたたむことができます。

竿を折りたたんだ状態の写真
竿を折りたたんだ状態

折りたたまむと本当にスリム!
この状態でたたんでおけば、あまり目立たず邪魔にもならないでしょう。

そしてここから先は窓枠に設置した場合の話ですが・・・。
竿を折りたたんだ後、さらにスマートな状態にすることもできます。

レースカーテンの後ろに完全に隠れた隠密形体のどこでもポールの画像
レースカーテンの後ろに完全に隠れた隠密形体のどこでもポール

一瞬なにかと思う画像ですが、レースカーテンの後ろにぼんやりと竿らしきものが見えます。

そう、「どこでもポール」はあまりにスリムに折りたためてしまうので、窓枠に設置するとカーテンで完全に隠すことができるのです!

こちらは普通のカーテンを全部閉めたところ。

普通のカーテンで隠してみたところ。完全に見えない。の画像
普通のカーテンで隠してみたところ。完全に見えない。

若干中央が不自然ですが(笑)、これは我が家のカーテンの問題かと思います。

我が家は窓枠中央に設置しているので、カーテンを開けると見えてしまいますが、窓枠の端に設置できる場合は、カーテンの開け閉めに関わらず常に隠しておくことができるでしょう。
(我が家は窓枠の左右に竿を伸ばす余裕がないため中央設置です)。

これはどこでもポールがスリムに折りたためるからこそできることです。

ポールを折りたたむのも、カーテンを閉めるのもどちらも数秒でできるので、とても楽な上に気持ちがよいですよ。

ささっと収納できて、かつ室内の美観に影響を与えないという点でも、どこでもポールは素晴らしいグッズです。

ちなみに、竿を広げて洗濯物を干したままカーテンを閉めることも可能です。

夜などカーテンを閉めておきたい時には、竿部分だけを室内側に向けて、その後ろでカーテンを閉めます。
この時、カーテンの閉じ目(中央)部にちょっと隙間が開いてしまうと思うので、その部分を何かで留めるとよいでしょう。

第7のポイント:耐荷重17kgで洗濯物がたくさん干せる!

「どこでもポール」の耐荷重は17kg(型RP-3)なので、かなりの重量の洗濯物を干すことができます。

ご参考までに、洗濯したタオルの重量を測ってみました。

  • フェイスタオル(34cm*80cmくらい)
    • 洗濯完了直後: 150-160g程度
    • 30分間簡易(風)乾燥後:120-140g程度
  • バスタオル(120cm*60cmくらい)
    • 洗濯完了直後: 400-440g程度
    • 30分間簡易(風)乾燥後:290-370g程度

普通に洗濯して干す場合は、フェイスタオル1枚150gで計算すると113.3枚、バスタオル1枚400gで計算すると42.5枚で17kgになりますね。

もちろん、実際にはハンガー等の重量も考えなくてはいけませんが、思った以上にたくさん干せそうです。

とはいえ、洗濯物は間隔を取って干す必要があるので、干せる洗濯物の枚数は「どこでもポール」の竿の長さにも依存します。

「どこでもポール」の竿には、各10個ずつ計20本のハンガーホルダーがついています。

白い輪はハンガーホルダーの画像
白い輪はハンガーホルダー

単純に計算すると、ハンガー干しする衣類は20着干せることになります。

もっと干したい時には、第4ポイントでご紹介した長フック(勝手に名づけてますが)で、洗濯バサミタイプのハンガーを吊り下げて2段干しすれば、より多くの洗濯物が干せます。

あとは、洗濯物を下げる位置ですが、あまり竿の先端に重いものを持ってくるのはよくありません
てこの原理が働いて、通常以上に竿に負担がかかってしまいます。
2段干しするなら真ん中~根元付近にフックを掛けましょう。

というように、工夫すればかなりの量が干せるので、2人暮らし程度にはちょうどよいのですが、ご家族の多いご家庭では「どこでもポール」1つで全ての洗濯物を干すのは難しいと思われます。

ご自宅の事情によって、部屋干しに必要な条件や優先順位は異なるので、是非いろいろな部屋干しグッズを比較、検討してください。

そして皆様のお宅にぴったりな形を見つけて、快適部屋干し生活を実現してくださいね。

(番外)窓際に設置で、外干し作業時にも便利!

これは「どこでもポール」を窓際(窓枠)に設置、且つ外干しの場合の話なので、番外としました。

外干し前の準備に使う!

洗濯物をベランダに出て外干しする前に、室内で窓際のどこでもポールに干しましょう。

室外での作業時間が大幅に減ります。

賃貸マンション等の狭いベランダの場合は、作業スペースが限られるので、一旦室内で洗濯物をハンガーにセットし、窓を開けてベランダの物干し竿にさっと掛け替えられたらとても便利ですよね。

カーテンレールを一時的な物干しにしている人も居るかも知れませんが、重量のある洗濯ハンガーなどでカーテンレールが壊れそうで心配です(我が家だけでしょうか・・・)。

お風呂場などで干してからとなると、ベランダまでの距離が遠いので何度か出たり入ったりが必要になります。

ベランダが広い場合は、直接ベランダに出て洗濯物を干していくことができますが、日焼けが気になる季節や、真夏の暑さ真冬の寒さの中、室外で作業をするのは大変です。

こんな時、どこでもポールを窓際に設置しておけば、一旦室内でポールに洗濯物を干し、それをさっとベランダの竿に掛け替えることが出来ます。

洗濯物の移動が非常に短距離で済むので、外干しが一瞬で終わってとても快適ですよ。

右下はこれから干す予定の洗濯物。一旦どこでもポールで干してからベランダに移動する予定。の画像
右下はこれから干す予定の洗濯物。一旦どこでもポールで干してからベランダに移動する予定。

我が家の場合は、ベランダが狭いので室内からちょっと手を伸ばせばベランダの竿に洗濯物を掛けることができます。

どこでもポールからベランダの竿までの洗濯物の移動には、ハンガー類がたくさんあったとしても、ほんの1、2分しかかかりません。

ベランダが狭いのも悪いことばかりじゃないですね(笑)

ベランダが広い場合、一旦ベランダに出ないと竿に届かないと思いますが、この場合も「どこでもポール」の水平360度回転機能を使えば、外に出たままでも、竿を回してベランダ側に近づければ洗濯物が近くに来るので取りやすいでしょう。

ベランダが狭くても広くても、わざわざ洗濯物を取りに家の中を行ったり来たりする必要はありません

窓際の竿からさっと取って掛け替えるだけでいいんです。

さて、外に干し終わったら「どこでもポール」をたたみましょう。3秒くらいで元通りのスリム形体です。

もう書いているだけで、素晴らしく快適(笑)!

上記は洗濯物を取り込む時にも同じことが言えます。

突然の雨や、乾いた後の取り込みも素早く行うことができて、本当にありがたい存在です。

5.その他のいいところ

まだあるのかよ!!

書いている私も同じ気持ちですが、大人なので最後までがんばります。

フックがついている

中央にフックがついていて、ちょっとしたものを掛けることができます。
我が家では、洗濯バサミを入れる帆布バッグをぶら下げています。
意外と便利!
細かいところまで気が利いています。

小物がかけられるフック付の画像
小物がかけられるフック付

ハンガーホルダー

既出ですが、ハンガーホルダーとは、竿に取り付けられている白い輪のことです。
これにハンガーを通して固定できます。

ハンガーホルダーの穴は直径約1.2cmです。
たいていのハンガーは問題ありませんが、ひっかける部分が大きすぎると通らない、または通しにくいかもしれません。

我が家では面倒なので、この穴は使用せず直接竿にハンガーをかけていますが、ハンガーホルダーと竿の境目にうまく引っかかって止まってくれませう。

ただ、元気いっぱいのお子様の襲撃が予想されるようなご家庭の場合は、洗濯物の落下防止のため、こちらの穴を使われたほうがよろしいかと思います。

ちなみに、ハンガーホルダーも左右移動および360度回転が可能です。

ハンガーホルダーも自由に移動できるの画像
ハンガーホルダーも自由に移動できる

6.終わりに

「どこでもポール」は我が家で大活躍してくれているとても便利な物干しですが、それぞれの住宅事情によって、お悩みを解決できる室内干しアイテムは異なります。

部屋の広さ設置場所賃貸かそうでないか、見た目にこだわるかこだわらないかなどなど、検討材料はたくさんあると思います。

よ~く検討・調査して、ご自宅にちょうどいいアイテムを見つけてくださいね。

洗濯は日常イベントです。
ここでの選択如何で、小さな幸せと不幸せ、どちらを積み重ねることになるかが決まってしまうかもしれません(笑)

皆様の洗濯ライフにもぐっとくるアイテムが見つかりますように!!

リンク

(2017/09/06 修正)
ちなみに、私は楽天のケンコーコムで購入しましたが、現在は取り扱いが無いようです。
アマゾンで取り扱いがあって、価格も同じくらいになっていました。
記事中と同じものですが、一応リンクを載せておきます。


ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ RP-3


ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ 布団干し付 RP-19


ツウィンモール 洗濯 物干し どこでもポール天井タイプ パラソル付 RP-5


ツウィンモール 洗濯 物干し 窓枠突っ張りポール RP-9

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